復興のマル秘情報

自治体〈危機〉叢書 神谷秀之 公人の友社シンサイ フッキュウ フッコウ ト クニ ノ カベ カミヤ,ヒデユキ 発行年月：2014年06月 ページ数：173p サイズ：単行本 ISBN：9784875556459 神谷秀之（カミヤヒデユキ） ジャーナリスト（時事通信社名古屋支社編集委員）。

国の省庁や自治体で行政取材を主に担当。

阪神大震災では、当初は防災担当の国土庁（当時）で、次いで神戸市などの被災自治体で取材に当たった（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章　危機管理は可能かー被災地が復興の主役になれないのは、なぜ？（被災首長の訴えーもっと現場に権限を、もっと分権を／災害対応の主役は市町村ー権限も財源も持っていないのに／問わずにいられないーなぜ被災地の思いが実現できないのか）／第2章　現物給付主義という「国の壁」ーなぜ被災地はいつも苦しむのか（仮設住宅という現物給付ー新タイプを認めた東日本大震災／会計検査院の画期的な発見ー仮設住宅に現金支給を／恒久住宅への道筋ーなぜ自力再建に冷淡なのか／現物給付の問題点ー時代錯誤となった国の原則／現金支給の採用をー今のままでは大災害に対応できない）／第3章　「国の壁」は絶対かー被災地の懸命な努力が風穴を開けた（今に生きる阪神大震災の「遺産」ー東日本大震災の被災者を助けたこと／被災者生活再建支援法ー強固な「国の壁」を突き崩した典型例／特区ー「絶対に認められない」制度だったのに、今や乱立／交付金ー補助金の弊害を緩和する仕組みだが／「国の壁」崩す現場の力ー問われる自治体の力量）／第4章　日本は危機に弱いー政治・国土・都市構造の欠陥（なぜ危機に弱いのかー危機管理に適さない日本の仕組み／脆弱な日本の国土ー地域力を殺す東京一極集中／リスク高める巨大都市ー無秩序に拡大する日本の都市／構造改革に踏み込まない日本の防災ー発生源を抑えずに対症療法に四苦八苦）／第5章　官治・集権から自治・分権へー危機管理の最大の敵、それは「依存」（官治・集権システムの不合理ーなぜ国主導ではダメなのか／決め手は、自ら考え行動する主体性ー市民自治なくして防災なし／平時の自治・分権が日本を救うー普段使っていないものは、いざという時に使えない） 本 人文・思想・社会 政治

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